嵐山の家

コンセプト

嵐山は天龍寺近くに建つ,余暇を謳歌する夫婦のための住宅である。渡月橋のかかる旅館通りの賑わいからひとすじ奥まり,閑静さを極めた住宅群に佇む。法規制により建築のボリュームに制限がかかる中,最大限に広がりを獲得できる空間を作り出そうと,主空間は自ずと2階に導かれた。3つの寄棟を連続させた屋根の下では,リビングダイニングを中心に,階段室と仏間の天井がひとつながりとなり,空間に奥行きのある連続性が生まれた。敷地周辺を見渡せば,嵐山の山々や隣地の竹林が迫り,これらを借景として余すことなく内部へ引き込むべく,開口部を計画した。3つのボリュームに囲まれた中庭は,周辺の景色の手前の近景として足元に高低差をつけ,住宅内外にも一体感をもたせた。

DATA

名称: 嵐山の家
所在地: 京都府京都市
URL: -
用途: 専用住宅
構造: 木造
規模: 地上2階建
敷地面積: 201.44㎡
建築面積: 59.47㎡
延床面積: 118.11㎡
竣工年: 2026年
掲載誌:
設計: プリヤデザイン一級建築士事務所
施工: 株式会社 赤井工務店,松崎造園
撮影: 松村芳治/プリヤデザイン一級建築士事務所
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