浄住寺拝観

2019年12月11日(水)

みなさん こんにちは。

山田です。

 

と指が動きますが、

実は先日入籍しまして

「佐伯」になりました。

今後ともよろしくお願いいたします!

 

さて先日「浄住寺」を拝観しました。

苔寺や鈴虫寺の近くの古刹で、

810年に開創されました。

 

紅葉はだいぶ散っていて少し残念でしたが、十分想像できました。

(ピークは看板のような風景です。)

「太平記」によると、

鬼に奪われたお釈迦様の歯が中国から日本に渡り、

それを嵯峨天皇がこの寺の石窟に安置されたそうです。

 

1567年の炎上ののち、黄檗(おうばく)宗の寺院として再興。

したがって、本堂、位牌堂、開山堂、寿塔が一列にならぶ、中国風の構成になっています。

 

 

↑方丈から庭園ごしに本堂、位牌堂をみる。

実際に池がある、「枯れてない山水」があるのは珍しいそうです。

 

方丈は伊達綱村の屋敷を移築したもの。

2歳で家督を継いだ綱村は毒殺未遂などにあい、命を狙われていたので

掛け軸の裏に逃走用の小さい穴がありました。(撮影不可)

 

実際にその穴から地下道に逃げたそうです…。

 

狩野派の立派な屏風もありました!

本堂の屋根の上にはしゃちほこ?ではなく「摩伽羅(まから)」がのっています。

どうもインダス川に住んでいる怪魚だそうです。

順路に沿って、美しい紅葉や「四方竹」もあり、

心洗われました!

 

来年は紅葉のピーク時にいきたいです!

 

佐伯