みなさんこんにちは。佐伯です。
この間の週末に、ちょっと足を伸ばして
和歌山は白浜にあります「ホテル川久」を見に行ってきました。
突然ですが、この特徴的な柱、1本おいくらでしょうか?
…
答えは、
なんと1億円!
これがロビーに計26本並んでいるので、
…まぁそういうことです。
それもそのはず、「ホテル川久」は
バブル絶頂の時代に総工費400億円かけて建てられたリゾートホテルなのです。
世界中の名工たちが集められたそうです。おそろしい。
ちなみにこの柱、大理石ではなく、
特殊な技法の左官仕事です…
この質感を一目見たかったんです!
外観は、とにかく壮大。
職人さんたちが、腕をふるったのが痛いほど伝わってきます。
2階ギャラリーには、
ダリや横山大観などの有名画家の絵がさりげなく展示されています(笑)
壁一面に柄を続けるため、
倉庫?への扉にも画家によるだまし絵が。
金の帯の交差部が平行四辺形になってしまっているあたり、
現場で苦労して合わせたんだろうな…
みたことのないエレベーターデザイン。
柱との取り合いも壮絶。
↑エレベーターかごの床は寄木細工、壁はブラジル産の石張り。
1基1トンだそうです。。
ド迫力の天井画が描かれた宴会場。
マイクなしでも、声がすごく響きます。
部屋の端と端でコショコショ話でも届きました。
カフェを見下ろす。天井の緻密な彫刻が圧巻。
ドイツの照明デザイナーが設計した部屋。
開館当時のスタッフコスチュームも展示されていて、
舞台衣装かと思うくらいの手の凝りようです。
こんなに豪華絢爛な建築がよく実現したなぁと、感嘆しきりでした。
白浜にいかれる際は、みなさんもぜひ立ち寄ってみてください。
佐伯