村野藤吾の手摺

2021年09月20日(月)

みなさんこんにちは。佐伯です。

先日、蹴上のウェスティン都ホテル京都に行く機会があったので、

巨匠・村野藤吾氏がデザインした手摺を観察しました。

優美な3次曲線を描いて終わる端部。

図面化が非常に難しいですし、どうやって職人さんに指示したんでしょう…。

階段の踏板最下段はアールのデザイン。

 

ちなみに、宴会専用エントランスロビーの、このような列柱空間にあります。

大理石の贅沢な使われ方に圧倒されます。色もピンクがかったもので、きれいです。

 

こちらは、螺旋階段の端部。先ほどとは、微妙にですが曲率が違います!

階段踏板の最下段はこちらもアールのデザインです。

 

螺旋階段は2本あり、どちらかを降りていくと、

なんとハート型が見られるのです!

ウェスティン都ホテル京都に行かれることがあれば、ぜひ探してみてくださいね。

 

佐伯