丸太町の家

コンセプト

京都御所の緑や西山の美しい山並みといった京都中心部では得難い眺望が広がるマンションの改修計画です。築30年以上を経過して老朽化が進んでいたため,内装や設備を全て取り払ったスケルトンリフォームを実施しました。出迎えの空間である玄関は「通り庭」に倣い石畳を敷き,格子越しの柔らかな光が差し込む奥行きのある設えとしました。くつろぎの空間であるリビングは「借景」を手本とし,横桟や化粧柱で縁取った窓から外に広がる風景を内部に取込んだ広がりのある設えとしました。また随所に,土壁,和紙,無垢の床材などの自然素材を用いることで,心身双方に優しい住まいとしています。

DATA

名称: 丸太町の家
所在地: 京都府
URL: -
用途: 専用住宅
構造: -
規模: -
敷地面積: -
建築面積: -
延床面積: 88.00㎡
竣工年: 2009年
掲載誌: 集合住宅管理新聞アメニティ339号(2010年)
設計: プリヤデザイン一級建築士事務所
施工: 株式会社 かわな工業
撮影: 松村 芳治
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